2014年1月12日日曜日

本を読んで冬ごもり ジリジリ〜

アメリカは20年ぶりの寒波だそうで、山中湖の今朝はマイナス10℃とのこと。
10日はなんとマイナス14℃だったようで〜
山中湖は北海道並み、たまにそれ以上に寒いんです。

野山や木々や土が恋しくて山中湖に思いを馳せてはいますが、風邪がスッキリ抜けないし
ぬくぬくと暖かい家から極寒の所に行くのは、、、(;一_一)

という訳でまたまた読書。
ローズマリー・サトクリフの「女王エリザベスと寵臣ウォルター・ローリー」上下巻
山本史郎訳 原書房 

エリザベス1世女王の寵愛を欲しいままにした容姿、富と知力、気力ともに輝かしい
サー・ウォルター・ローリー
アメリカ新大陸のイングランド植民地建設の先駆者であり(ヴァージニアは彼の命名とか)南米ギアナに黄金郷を求めて果たせぬ夢を追い〜 女王の近衛隊長も務めアイルランドにも数度遠征した軍人〜女王に与えられた土地や利権で富を築き権力もあり〜当時の知識人とも密な交流があり〜詩人でもある伊達男
が、次のジェイムズ王には疎まれてロンドン塔に13年間も幽閉され国家転覆罪の汚名で断頭台へ〜という史実をもとにした歴史小説です。
彼の妻 エリザベス・スロックモートンは切断された夫の首に防腐処理をして終生大切に手放さなかったそうですが、そうしないではいられなかった愛の形、彼の波瀾に富んだ一生の物語。



またまたツラい箇所もあるのですが、サトクリフが物語のあちこちに美しい自然の情景〜素晴らしい歌声の小鳥や、香りのよい草花や、蜜蜂たち、風の音、朝霧や、(テームズ川の夜霧も)夜の星や、川の流れなどなど〜自然の光と影を〜散りばめてあるのが素晴しく一気に読み終えたところです。

読書は愉しい。
でも〜早く春が来ないかなあ〜〜〜〜〜せめてもう少し暖かくならないかなあ〜〜
凍った庭が解けて土いじりしたいなあ〜〜〜と
〜〜ジリジリしながら冬ごもり〜〜〜

せめてバラの本でも〜と小竹幸子さんの「無農薬でバラ庭を」を読んでも、この寒さに例年通り何の寒さ対策もしてあげていない我が家のバラたちが可哀想で~(ToT)/~~~

13年間の幽閉に比べたら、あと2ヵ月ぐらいの冬ごもりなんぞ我慢しなくては〜ですね

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